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頭頂葉とボディイメージについて

感覚野・・・筋肉、関節、内臓からの情報が入ってくるところ 筋の感覚が薄い、関節がどこにあるのかわからない、内臓の感覚が薄いなどは体性感覚野の問題 →しっかり働くことで体がどこで何をしているのか、体がどういう状態なのかをより明確に理解することができる →緊張を落とすこと、適切な筋緊張を出すことができる 体性感覚マップ 体の部位によって感受性の高さが違う (例)指の皮膚はお腹の皮膚の約100倍感受性が強い もこもこの犬がいた時、手で触る→お腹でもこもこの犬を触ることはない 人間は基本的には感受性の高いところで何かを触って情報を得ようとする性質がある 一般的に左の頭頂葉が右半身、右の頭頂葉が左半身のマップを持つ ※絶対ではなく、場合によっては例外を含む ある特殊なケースでは右が右半身の感覚を理解する人もいる ホムンクルスは基本的な考え方であって絶対原則ではない ○二次体性感覚連合野 ・体性感覚だけでなく聴覚や視覚、感覚情報を統合して情報の意味付けをする →特に頭頂葉の場合、マップという考え方が出てきたら、頭頂葉がほとんど関わる ・聴覚の場合どこから聞こえているのか、視覚の場合見ているものがどこにあるのかという情報を加えるのが二次体性感覚連合野の役割の1つ

後頭葉について理解を深める

後頭葉=視覚 ・後頭葉はV1と言われる機能を持つ =視覚情報が最初に入ってくるということ この機能に問題が起こった場合、眼や視神経には問題がなくても後頭葉に問題があることで見えない状態(ブラインドスポットがある状態)になってしまう ・最低でも16の視覚野を持つ 視覚の中枢の1つ 単純に見えているかどうかということと情報の取捨選択を眼球とともに行う →必要な視覚情報のみを抽出する機能がある 物体認知と特徴抽出にとって非常に大切な機関 モノが見えていても後頭葉の機能が良くなければ視覚の認知のレベルが落ちてしまい、ただ見えているだけになってしまう →空間が歪んで見えていたり物体の認知がうまくできなくて物体をうまく使えなかったり、環境をうまく使えなかったりということが起こる