足の速い子、遅い子は何が違うのか?
多くの人は
- 筋力
- 体格
- 才能
の違いだと思っています。
もちろんそれもあります。
しかし実際には、
「脳がどれだけ効率よく身体を動かせるか」
の影響も非常に大きいです。
①前庭覚(バランス機能)
前庭覚は
- 頭の位置
- 重心
- 加速
- 減速
を感知しています。
走るという行為は
実は
「転びそうになる」
ことの連続です。
前庭機能が高い子ほど
- ブレずに走れる
- 素早く方向転換できる
- 加速しやすい
特徴があります。
②小脳(運動の誤差修正)
小脳は
身体のGPSのような存在です。
走るたびに
- 足の着地位置
- 腕振り
- 重心移動
を修正しています。
小脳機能が高い子は
少ない力で効率よく進めます。
逆に小脳機能が低いと
筋力があっても動きがぎこちなくなります。
③体性感覚(身体認知)
足の裏
関節
筋肉
皮膚
からの情報です。
体性感覚が豊富な子ほど
- 地面を正確に捉える
- 接地時間が短い
- 力を地面へ伝えやすい
特徴があります。
裸足遊びや多様な運動経験が重要なのはこのためです。
④視覚機能
足が速い子は
単純に目が良いわけではありません。
重要なのは
「動く物を見る能力」
です。
- ボールを追う
- 相手を見る
- 空間を把握する
こうした能力が高いほど
身体を先回りして動かせます。
⑤脳の予測能力
実はこれがかなり重要です。
速い子は
「今」を見て走っているのではなく
少し先の未来を予測して動いている
状態です。
- どこに着地するか
- 相手がどちらへ動くか
- 次にどこへ重心を移すか
を無意識に予測しています。
この予測能力には
- 小脳
- 頭頂葉
- 前頭前野
が関わります。
結論
足の速さは
単純な筋力ではなく
①前庭覚
②小脳
③体性感覚
④視覚機能
⑤脳の予測能力
によって大きく左右されます。
だから幼少期は
「走り込み」
よりも
- 鬼ごっこ
- ボール遊び
- 木登り
- 平均台
- 障害物遊び
のような
脳神経系をたくさん使う遊び
の方が、結果的に足が速くなる土台を作りやすいのです。
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