前頭葉について:思考と運動について

1)全体の脳の分類について 脳は第1の脳と第2の脳に大分することができる。 第1の脳…脳幹、上丘、下丘など 基本的に生命活動を維持するために働く。 ・危険回避、不安に対して防御反応、姿勢制御など ・バイタル、心臓、呼吸、排尿に関してのコントロール 第2の脳…大脳皮質 知的活動、随意運動、意識的感覚、などの人間的な活動のほぼ全てに対して関わる。知的な活動や考えながらの活動、学習することで活性する。

橋延髄網様体形成(PMRF)について解説

PMRFは昨今非常に注目される名称ですがそれについて詳しく解説していきます。 ※人間の機能は1つの経路ですべてが決まるわけでなく様々な要素が絡み合いパフォーマンスは決まります。 しかしながらいきなり複雑な絡み合いを説明するとわかりづらくなるためまずはこうした極端な解釈で理解しておくといいと思います。
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回旋動作改善のための考え方と脳機能アプローチ

脊柱を中心に体には「回旋」という動作ができるように構造上作られているわけですが、その可動域が低いとなればまず第一に考えるのは反対筋の緊張等によるものだと考えがちです。 しかしながら実際は脊柱の回旋動作でさえ自律神経、つまるところ脳機能へのアプローチで改善が可能であるということ。 それを動画にて解説します。

頭頂葉とボディイメージについて

感覚野・・・筋肉、関節、内臓からの情報が入ってくるところ 筋の感覚が薄い、関節がどこにあるのかわからない、内臓の感覚が薄いなどは体性感覚野の問題 →しっかり働くことで体がどこで何をしているのか、体がどういう状態なのかをより明確に理解することができる →緊張を落とすこと、適切な筋緊張を出すことができる 体性感覚マップ 体の部位によって感受性の高さが違う (例)指の皮膚はお腹の皮膚の約100倍感受性が強い もこもこの犬がいた時、手で触る→お腹でもこもこの犬を触ることはない 人間は基本的には感受性の高いところで何かを触って情報を得ようとする性質がある 一般的に左の頭頂葉が右半身、右の頭頂葉が左半身のマップを持つ ※絶対ではなく、場合によっては例外を含む ある特殊なケースでは右が右半身の感覚を理解する人もいる ホムンクルスは基本的な考え方であって絶対原則ではない ○二次体性感覚連合野 ・体性感覚だけでなく聴覚や視覚、感覚情報を統合して情報の意味付けをする →特に頭頂葉の場合、マップという考え方が出てきたら、頭頂葉がほとんど関わる ・聴覚の場合どこから聞こえているのか、視覚の場合見ているものがどこにあるのかという情報を加えるのが二次体性感覚連合野の役割の1つ